トールに出会ってから、いつのまにか もう20年を超えました。始めたころは、美術学校を出たわけでもなく、デザインを学んだこともなかった 一主婦の私でした。 幼かった子ども達を連れての初めての海外生活、言葉も習慣も全く違う環境で、なんとか子ども達には辛い顔を見せずに、楽しい思い出を作ってあげなくちゃ、と、肩に力ばかり入っていたころです。
子どもに時間のかかる時期でしたし、筆を持つのはいつも、家族が寝静まってからの深夜になりましたが、自分のためだけに時間を使っている感覚が嬉しく、寝不足もなんのその(笑)、いきいきと楽しく充実した日々を送れるようになりました。
シアトルで出会ったトールの先生方は、言葉の通じない未熟な私を、常に笑顔で導き、無謀な挑戦や、確信犯的(笑)なアレンジも、一緒におもしろがって喜んでくれました。日本だったらきっと、いろいろな理由で断られても当然のことを、私の希望に応えて、全力で支えて下さいました。私はいつも 受け入れてもらっている感動で心が弾み、支えていただいている安心感で、次の作品へのやる気が満ち溢れてくるのでした。
シアトルでの楽しかったペイントの日々は、主人の東京への転勤で、1年ちょっとで閉幕となってしまいましたが、その短い間に私の中に降り積もった感動は、根っことなり、力となり、その後におきた いろいろな人生の局面でも、いつも私を支えてくれました。 すでに私の中の一本の柱になっているようです。
上手に描けるように、ではなく、楽しんで描けたかどうか・・・「がんばった自分」を、「がんばろうとしている自分」を、自分自身でちゃんと認めて、好きになれたかどうか・・・自分のなかの ‘らしさ’を、発見できたかどうか・・・ 
まっすぐ早く進むばかりが 正道ではない。道は いくらでもある。回り道だからこその発見もけっこうあるし、転んでも、よろよろしながら自分のポケットにどれだけたくさんの‘宝物’を拾ってこられたか、のほうが、結果、楽しいかもしれない。
・・・というわけで、クラスではカリキュラムもない、初級〜上級などのクラス分けもないし、素材の指定も、色の指定も、したくない♪  自由に考える苦しさを楽しんじゃお♪ トールの先生としては、‘不良(笑)’かもしれないそんな私ですが、生徒さんみんなが 自分の人生、自分らしく幸せであるように、 その笑顔が光る日まで、とことん全力でおつき合いする気構えは、しっかりと持ち合わせております(^^)v  


認定
1999. 11 NTP(日本トールペインティング協会)よりシルバーアーティスト認定。
2000. 5  SDP(The Society of Decorative Painters)よりCDA( Certified Decorative Painter )の称号認定。
2000. 6  JDPA(日本デコラティヴペインティング協会)よりSRA(シルバーローズアーティスト)認定。


受賞
1999   (株)サンーケイ主催イヤーズプレートコンテスト金賞 「春のぬくもり」
1999   日本ヴォーグ社主催 第1回「ペイントクラフト賞」テーマ‘花’ 
      ダイジョークラフトコーポレーション賞「‘彩’への思い 」               
2001   日本ヴォーグ社主催 第3回「ペイントクラフト賞」テーマ‘幸せ’ 金賞
      「ハッピートレイ&コースター Dakara Watasi ha・・・」


その他
2000〜       日本ヴォーグ社刊「ペイントクラフト」に 作品 掲載
2004        日本手芸普及協会ペイント部門 季節教材「ホワイトクリスマスツリー」制作&全国セミナー
2006        日本手芸普及協会ペイント部門 ステップ1 カリキュラム「フラワーサンプラー」制作&全国セミナー
2008〜2010   日本ヴォーグ社主催「ペイントクラフト賞」審査員
2000〜      銀座ソレイユフォークアートアカデミーにて 年5、6回 セミナー